庭師一筋30年

 

─植木職人になるきっかけは何だったんですか?─

 

祖父の代から植木屋を営んでおり、高校は東京都立園芸高校を卒業。将来は継ぐ覚悟でおりました。子供のころから自然に触れるのが好きで気分も清々しく、切っているのがすごく楽しかったです。
ただ18才のとき、京都の造園会社に2年間お世話になったのですが、正直厳しかったです。授業のようにうまくできない、自分の思うように綺麗に剪定することができなかった。
とくに力を入れて取り組んだのが刈り込み剪定でした。先輩のピシッ~と丸くなるのを見て、自分もこんな風に仕上げられるようになりたい。伸びると側面は角ばるわけですが、それを4つ均等に丸く仕上げるイメージです。とにかく必死の2年間でした。
 
実家の双葉造園に戻ってからは、いろいろな現場を経験するようになり、そこから約10年、父親・先輩の指導のもと、腕を磨かせてもらいました。
造園全般の仕事はオールマイティにこなせるようになりました。人生で一番努力した日々で、この努力が実り今があると思います。

そして35才頃から、父親の体調もあり、社内での立ち位置が変わりました。
現場管理や交渉など、職人さん達を束ねる役割に変わりました。
ただ、納期など自分が思った通り案件が進んでいかない。
性格上、職人さん達にきつく言うことができない。
要するに適役でなく、10年くらい無理して働いていたと感じます。
 
現在は池上植木さんとのご縁で、2020年5月からお世話になっています。
以前の管理仕事と違い、これまでの集大成と言わんばかりに、現場で生き生き働く環境を作ってもらってます。
池上植木は丁寧がモットー。
とくに枝の伸び具合で剪定に強弱をつける癖がつきました。
また、清掃はエチケット。チームみんなで一気に元通りにする
竹垣は見たあと頑丈になるように、結び方ひとつも手を抜かない、など
時間はかかりますが、木や素材にとってベストな選択を常に心がけることを教わりました。
まだまだ技術に伸びしろがあることを肝に銘じ、仕事に打ち込んでまいります。

 

─ 職人紹介 ─

水梨 孝治 (みずなしこうじ)
飯村 文正(いいむらぶんせい)
四釜 和昌(しかまかずまさ)
山崎 実千夫(やまざきみちお)
小野寺 智(おのでらさとる)
水梨 まどか(みずなしまどか)
大田区・池上植木
 

株式会社 池上植木
東京都大田区西蒲田1-8-11
TEL:03-6410-3364
FAX:03-6410-3365