支柱の設置・強化・交換

台風などの強風対策に

台風の季節を迎えるたびに、大切な樹木をどう守るかは大きな課題です。倒木や傾きを防ぐための支柱は、単なる補助ではなく、木のを守り育てる大切な存在。わたしたちは樹木の環境に応じて、最適な設置・補強・交換を行い、安心できる景観づくりをサポートしています。

コニファーの形を整え、支柱強化。

ゴールドクレスト(※総称コニファー)は、頭が重くなり倒れることが稀にございます。年に2回くらいは剪定をし、形を整え維持していくことが必要です。※針葉樹。一般的には外来種を中心とした園芸用の品種を指します。

倒れてきていたので、新たに支柱を強化しました。

ヌノ掛けと呼ばれている支柱です。

グリーンコーンの支柱設置

こちらはグリーンコーンの支柱設置です。まずは柱を立てる為の穴を掘り、柱を立てます。竹を通し、頭を押さえ、軽くしました。これで、倒木の危険性も軽減するでしょう。

どっしりとした梅の木。古い高木なので、倒れないよう支柱交換。

お客様は古木(高木)で倒れるのがご心配とのこと。古くなった丸太を新しくしました。さらに3本の防腐剤入りの杉丸太で、しっかり支えています。思い入れのある古木。元気に育ってくれることを祈ります。

台風で高木並木のバランスが悪くなりました。支柱で整えます。

支柱とは、植物の近くに立てる太い棒のこと。つるを伸ばす植物や、実が大きくなる植物の成長を助けるのに使われます。今回は台風による強風で高木並木のバランスが悪くなったので支柱で整えました。

建物と塀に挟まれた細い通路に並ぶ樹木。それぞれに支柱を設置。

秋の台風や強風からしっかり守られています。枝や幹は細くとも、根元から倒れてしまえば大切な景観や建物に影響を与えることもあります。だからこそ「支える」ひと手間が安心を育むのです。支柱は庭木を守るだけでなく、四季を通じて暮らしを見守る存在。季節ごとの点検を重ねることで、庭はただの景色ではなく、家族に寄り添う穏やかな場所へと育っていきます。小さな工夫が、自然と人の暮らしを優しく結んでいくのです。