花壇・鉢で育てる
一輪の花で落ち着きます。お花に詳しい庭師、まどかさんが花壇や鉢の植え替えを担当。ご要望から、生育環境・スペース・雰囲気を考慮したコンテナガーデンをご提案いたします。
1、環境に適した植物を選びます
日照条件の確認。日陰を好む植物は直射日光が当たらない場所に置きます。
スペースから成長に合わせ、適切なサイズを選びます。根が広がる植物は、大きな鉢が必要になってきます。
水やりの頻度を把握し、ライフスタイルに合った植物を選別。多湿を好む・乾燥に強い植物などあります。水栓が近くにある、ジョーロに水を常に汲んでおくなど環境を整えましょう。
お花なら一年草または多年草
一年草(いちねんそう)は生育1年以内のお花です。短期間でたくさん咲かせてくれます。玄関前エリアにいかがでしょう。季節ものですので、定期的な植え替えが必要です。
多年草(たねんそう)は葉や茎が穏やかに成長し、寿命も長く管理しやすいです。1年緑を絶やさない常緑性多年草と冬に休眠する多年草があります。落ち着いた雰囲気のお庭に向いています。
低木
低木は大きな木に比べて管理しやすいです。都会の土壌条件に適応しやすく、長期間にわたって美しい景観が維持できます。緑中心のお庭も素敵ですよね。
カラーリーフ
赤・紫・赤・銅・銀白などの色の葉の植物です。お花と組み合わせることで、華やかさのバリエーションが増えます。
他肉植物
ユニークな姿が楽しめる植物。ぷにっとしたパキフィツムやアロエなどが知られます。水やりを忘れても枯れにくいので、小さな鉢や吊るす形で育てられます。
2、良質な土をご用意
草花を健康に保つ土をご提案いたします。既存の土から、黒土、赤土、腐葉土など、植える植物に適した土に入れ替えます。
3、安心な配置
歩行の妨げにならないように配置します。構造物との間に適切な距離を保ち、密集による通気や日光遮断に気をつけます。風や雨による転倒にも考慮します。また、支柱を使用して安定性を保ちます。
4、観賞価値を上げる工夫
趣向をお聞きし、建物・フェニチャーに合う草花をご提案いたします。鉢・ブロック・フェンスなどテイストを統一させます。空間に間を設け(コントラスト)、メリハリをつけます。
アンティーク・モダン・和・各国の文化
樹木が映える背景。物がゴチャゴチャした場所だと落ち着きません。
空間で目立つ樹木、最初に目にいくものが必要。対比・色合い・造形の違い第一印象が良いとその良い部分を探す。悪いと悪い部分を指摘する。興味・引き寄せるチカラ
ひとつの鉢に複数の植物を植え、楽しむこともできます
寄せ植え(よせうえ)は、複数の植物を一つの鉢や容器に植え込んで一つのアレンジメントを作る植栽のスタイルです。これは、異なる種類の植物や色とりどりの花を組み合わせて、美しい景観や季節感を表現するのに使われます。植物の個性(見た目)を引き立たせる組み合わせを目指す。空間に間を設け、フォルムにコントラストをつける。観賞価値を上げる。日当たりなど環境を見極める。日当たりや風の当たり具合など、植物が生育する環境も当然、異なりますね。このように置き場所を考え、それに合った鉢や植物を選ぶことが寄せ植え作りの第1歩です。
生育環境が似ている植物を組み合わせます
寄せ植えでは、「同じ環境と手入れで育つ植物を組みあわせる」ことが基本中の基本!水やりの要求量が近い植物であったり、耐寒性や耐陰性が近い植物を組み合わせた方が育てやすいです。逆に異なる生育条件が混在していると手間がかかってしまいます。
植物に高低差をつけたり
高低差を付け立体的に寄せ植えもをすることがおすすめです。すくすくと育っていく、日々の変化を楽しむことが出来ます。 また、イングリッシュガーデンにも利用される、ルピナスを寄せ植えのアイテムに利用すると立体感が出るだけでなく、季節感ある作品をに仕上げて、楽しむこともできます。
コンテナガーデン事例
マンションテラス
自宅のテラスを華やかにしたいとのご相談をお受けしました。四季のお花(一年草)の場合、年2~3回は植え替えが必要です(枯れてしまいます)。お客さまは多忙で、帰宅後のテラスは、癒しの空間とおっしゃっていただき、ほっと一安心です。
ベランダ・バルコニー
集合住宅
植物は建物やコンクリートの印象を和らげる効果があります。居住者の生活や幸福感に直結する大切な要素です。定期的なメンテナンスで愛着ある建物をアピールできます。
店舗・オフィス
ご自宅の玄関前
花壇リニューアルのご依頼です。現在はハンギングプランターなど、鉢植えがいくつか置かれています。お客様からは、アイビー、コデマリ、白ハギ、オタフクナンテンは残してほしいとのご希望です。枕木で、段差のあるミニ花壇を作り、壁側にはポットが引っ掛けられるようにラティスを作りました。
すっきりとした空間になりました。道行く人にも楽しんでもらえると嬉しいです。枕木の花壇はナチュラルで、どんな場所でも馴染みます。花壇を整理整頓されたい方は一声お掛けください。