水やり3年

簡単そうで奥深い水やり。水やり3年と言う言葉があり、植物の健康を維持する重要な作業です。1本1本じっくり時間をかけ土の中の根まで染み渡るようにあげます。その際、植木の状態も見ながら葉っぱ、花芽、実、土、虫、病気など観察しながらの水やりです。早朝か夕方が適しています。人間も喉が渇くように植木も一緒です。雨が降れば問題ないですが、人の助けも必要です。

やりすぎは根腐れの原因に

水やりの基本は「乾燥」「湿潤」のメリハリです。乾いている時期と濡れている時期の繰り返しです。根っこの土が乾いてる時期を作らないと根っこが自身で伸ばしていく努力をしなくなる。乾いていない状態を作らなければ甘やかされてしまう。ずっと水に使った状態だと根っこを生やして根力が強くならないていうのが問題なんです。

お勧めするのは土が乾いているか乾いてる
か乾いてないかが分かる水やりチェッカーのサスティを刺すこと。

水のやるスピードはゆっくり上げてください均等に8全体が染み込むように上げるってのがポイントになります。

根腐れは根が水に溺れた状態が続き、植物が根から酸素を吸収できず苦しんでしまいます。

次に大切なのが、水をあげるときは鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげること。根は鉢の中で鉢の側面や底に向かって伸びていきます。あげる水の量が少ないと、土の中に十分水が染み込まず、肝心の根全体まで水が届きません。また、たっぷり水をあげることで土の中の水分や空気(酸素)が新鮮なものに入れ替わり、栄養分の吸収も良くなります。