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大田区西蒲田1-8-11

土の種類

赤玉

関東ローム層から採掘。
沼土と赤玉土はどちらも火山灰からできた多孔質の土で、関東ローム層から掘り出された後、乾燥させたり砕いたりして粒状にしています。
鹿沼土と赤玉土の違いは、まず見た目です。赤玉土は名前の通り赤みがかった色をしていますが、鹿沼土は黄色っぽい色をしています。
性質はどちらも通気性、排水性、保水性、保肥性が優れているという点が共通しており、鹿沼土の方が赤玉土よりも通気性がやや優れている一方、保肥性は赤玉土の方が優れているといった違いがあります。鹿沼土は赤玉土よりも潰れにくく通気性の良さなどが長持ちしやすいといわれています。
また、鹿沼土と赤玉土の最大の違いは、赤玉土が弱酸性であるのに対し、鹿沼土は酸性であるという点です。
そのため、酸性土壌を好む植物を育てる場合は赤玉土ではなく鹿沼土を使ったり、赤玉土と併用するときは鹿沼土を多めに配合したりします。
 


保水力を上げる
保肥力を上げる
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


 
─向く植物
一年草草花
 
─向かない植物
蒸れ・多湿に弱い植物

鹿沼土

地層の黒土→赤土→軽石。軽石層を採掘し乾燥させふるい分けしたもの。
目的
根腐れ予防。根の細胞が吸収しやすい


水はけがよくなる
通気性を上げる
保肥力を上げる
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


日向土

いわゆる軽石。軽石層を採掘し乾燥させふるい分けしたもの。
ボラ土は、桜島や霧島山の噴火により生じた軽石層(現地ではボラ層と呼ばれる)から採取される『軽石』です。
このボラ土、販売している会社によって様々な名前が付けられています。「ひゅうが土」、「日向土」、「日向軽石」などなど。
目的
根腐れ予防。根の細胞が吸収しやすい


水はけがよくなる
通気性を上げる
保水力は低い
保肥力はない
硬質でつぶれにくい


 
向く植物
他肉植物・山野草

バーミキュライト

バーミキュライト(ヴァーミキュライト、expanded vermiculite)は、農業や園芸に使われる土壌改良用の土。また、建設資材としても使われている。
名前は、原料である蛭石(ひるいし、正式な和名は苦土蛭石(くどひるいし)の英語名であるvermiculiteに由来する。
高温加工され無菌。多孔質で非常に軽く、保水性・通気性・保肥性がある。pHもほぼ中性である(アルカリ性のものもある)。ピートモス赤玉土などと混ぜて使用する。ほぼ無菌なので、ガーデニングにおける挿し木用土、種蒔き用土として使われる。
 
目的
根を寒さ・暑さから守る


保水性が高い
保温性がある
保肥力が高い
高温・無菌
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


ハイドロカルチャー

ハイドロボール(レカトン)

粘土を焼いて発砲させたボール状の石。(1000度以上)細かい穴が開いているので、穴の中の空気が根っこに酸素を供給。無菌で洗って何度も使える。
 
目的
根を寒さ・暑さから守る


保水性が高い
保温性がある
保肥力が高い
高温・無菌
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


ハイドロカルチャー

セラミス

レンガのようで潰せる。焼きが甘い(約800度)粘土を焼いて発砲させたボール状の石。細かい穴が開いているので、穴の中の空気が根っこに酸素を供給。根無菌で洗って何度も使える。
 
ハイドロカルチャーはあくまで栽培方法で、使用する植え込み素材は色々な種類があります。レカトンを含めていくつかのハイドロカルチャー用のセラミック素材で観葉植物を植え替え、テストしました。その中で現在ではセラミスを中心に生産しています。
 
目的
根を寒さ・暑さから守る


保水性が高い
保温性がある
保肥力が高い
高温・無菌
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


コトソイル

セラミック。虫がわきにくく衛生的。見ためで水やり頻度が分かりやすい。粘土を焼いて発砲させたボール状の石。細かい穴が開いているので、穴の中の空気が根っこに酸素を供給。根無菌で洗って何度も使える
 
ココソイル シリーズは、スリランカ産のヤシガラを現地の自社工場で加工した天然素材の地球にやさしい土壌改良材です。
有機物による微生物の活動を活発化し、腐植が生まれ団粒化を促進します。
非常に緩やかな分解により長期にわたり物理効果(通気性・透水性・保水性)の改善を発揮します。
 
目的
根を寒さ・暑さから守る


保水性が高い
保温性がある
保肥力が高い
高温・無菌
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


ゼオライト

セラミックの石。水を浄化するといわれ、浄水器内でよく見かける。コストが高いのが難点。虫がわきにくく衛生的。見ためで水やり頻度が分かりやすい。粘土を焼いて発砲させたボール状の石。細かい穴が開いているので、穴の中の空気が根っこに酸素を供給。根無菌で洗って何度も使える。


保水性が高い
保温性がある
保肥力が高い
高温・無菌
リンを奪うので、リン多めの元肥を使う
土を重くする。土台をしっかりする。
病気になりやすい(はだに)
ツヤがなくなってくる
逆葉をなくす


パーライト

火山活動で噴き出した溶岩が、水中などで急冷されて固まったガラス状の岩石 (ガラス質火山岩) のうち、加熱によって膨張するものを「パーライト」と呼びます。ガラス質の火山岩を高温加熱し蒸発させたもの。保温、断熱性も高く、耐火性もあることから建築材料などにも使用される。

パーライトの種類・特徴・効果

ここで一般的にパーライトといっても、種類によって用途が違うことを把握しなくてはなりません。パーライトの原料となるのは、主に黒曜石か真珠岩で作られています。

黒曜石(こくようせき)パーライト

 
黒曜石を高温で熱し、発砲させたものが黒曜石パーライトです。水分が急に蒸発し、気泡ができているため空気が多く含まれ軽い多孔質の作りになっています。
真珠岩と比べ黒曜石に含まれる水分量が少ないため、高温で熱されて膨張しても黒曜石の壁が破壊されず蒸発した際、芯の部分に空洞の穴ができるため、軽量性があります。
透水性・水はけに優れているため、水はけが悪いときに土壌改良材として使われます。
形状は、黒曜石パーライトは真珠岩パーライトと比べて丸みがあります。排水性と通気性に優れている性質から、軽量な鉢底石に使用されています。
また、黒曜石パーライトは普通の水をミネラル水に変える性質があるため、根腐れ防止の効果もあるといわれています。

黒曜石は水はけの悪い土壌に使用

 
・排水性
・必要最小限の保水性
(真珠岩に比べ空洞部分が少ないため)
・通気性
・根腐れ防止
黒曜石の影響によりミネラル水となるため)
・軽量化
・保温・断熱効果

真珠岩(しんじゅがん)パーライト

 
真珠岩を高温で熱し発砲させたものが真珠岩パーライトです。黒曜石パーライトと同じく、水分が急に蒸発して気泡ができた作りになっています。
黒曜石に比べて真珠岩は水分量が多いため、熱されたときに大きく膨張し真珠岩の壁が破壊されたため、内部まで水分が染み込む形状になっています。黒曜石と大きく異なることは、真珠岩パーライトは保水性を高める土壌改良材という点です。

真珠岩は水持ちの悪い土壌に使用

 
・保水性
・透水性
・通気性
・軽量化
・保温・断熱効果

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パーライトの使い方

せっかくパーライトを使って土壌改良したとしても、黒曜石パーライトは「排水性」、真珠岩パーライトは「保水性」という効果の異なるものです。何を目的に置くかで選ぶパーライトが違ってくるということを理解しなければなりません。
同じ効果として、どちらのパーライトも軽量という点で優れています。ハンギングなどに使用して鉢を軽量化することに利用してみましょう。
また、保温効果、耐熱効果にも優れているため鉢植え植物の冬越し及び夏越しのために用いてみてはいかがでしょうか。
・排水性を高めたいときは黒曜石
・保水性を高めたいときは真珠岩
・軽量化を求めるときはパーライト全般

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パーライトを使うときの注意

 
パーライトは様々なトラブル改善に用いることのできる土壌改良材です。主に白い顆粒状で、とても軽いため水に浮きやすい性質があります。そのため、水を与えるたびにパーライトが浮かび上がってしまうため、パーライト単独で用土として使用する事は難しいようです。
使用する際は土に1~2割ほど混ぜて使用します。長年使用していると度重なる水やりで、パーライトのみが土の表面に浮き上がってくる可能性があります。植え替えの際にしっかり土とパーライトを混ぜ合わせてご使用ください。

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パーライトの購入

パーライトは園芸店やホームセンター、インターネット、100均で購入することができます。大きくパッケージに「パーライト」と記載されていますので、黒曜石パーライトなのか、真珠岩パーライトなのかしっかり確認しましょう。
容量も2Lから50L位までありますので、必要に応じた容量でお求め頂けます。とても軽量なので、女性でも持つことができるところがパーライトの魅力です。
お値段もパーライトの品質にもよりますが、安いもので2Lで100円前後です。鉢植えに使用する分量ならお求めやすいお値段ですね。
みなさんもガーデニングにパーライトを賢く取り入れてみてはいかがでしょうか。
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保水性が高い
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