お仕事のご相談は
大田区西蒲田1-8-11

LIVE WITH GREEN

挿し木して発根

挿し木(挿し芽)するとは、植物の茎や枝をカットし、土や水に挿して発根させ、増やすことです。肝は根をしっかり生やせらるかどうか。発根率を上げるポイントをいくつか挙げます。

 

挿し木する時期

湿気の多い、梅雨時(6月)がおすすめ。挿し穂は乾燥を嫌うため、日射を抑え、水分を含む状態で管理します。
 
※25度前後の環境であれば、何月でも大丈夫です。
 

準備するもの


挿し穂 小鉢 土 活力液 発根促進剤 ハサミ


 

挿し木の仕方

1、挿し穂をカット

3~4節(挿し穂)を採取。下は節から1~2cmでカット。長さは土量とバランスを取ります(鉢1:茎1,6程度)。柔らかい節ではなく、しっかりした節を選んでください。
 
※葉っぱがついている部分が節目
※葉っぱと葉っぱの間が節
 

2、挿す箇所を斜めにカット

切り口を清潔にします。水を吸う断面が多くなり、発根しやすくなります。
 

3、土の刺さる下部の葉はすべてカット

上部2枚程残します。
 

4、葉っぱが大きい場合は半分カット

 
※葉から水が蒸発する(蒸散)を抑えるため。
 

5、挿し穂を水揚げ

2時間程度、水揚げ。たっぷりの水(活力液を薄めてもよし)をコップに入れ、つけておきます。
 

6、小鉢に土を入れる

菌の増殖を避けるため、培養土はお避けください。肥料が強いと根っこは生えにくいです。
 
※小粒の赤玉・鹿沼・バーミキュライト・パーライト等の単用土、挿し木用の土も販売されています。
 

7、挿し穂を土に刺す

割りばし等で土に穴を開け、最低1~2節は埋めます。その際、断面に発根促進剤をまぶすと最良。多量につけないようご注意ください。
 

8、土を湿らせる

たっぷり水を吸収させてください。
 

9、根が出るまで保管

うまく成長すれば、新しい芽が1ヶ月程度で生えます。鉢下から根が出るのを確認し、鉢上げすると万全です。
 
※25度前後の環境。室内・日陰がベスト。
 

10、鉢上げ

2・3号鉢に植え替え、培養土で成長させます。湿っている状態がベストなので、毎日水やりしても平気です。
 
※根の状態が確認できる、底面給水で管理してもおもしろいです。
 
以上です。

※蒸散の役割

植物の中の水分を葉っぱの気孔から水蒸気として排出する現象。主な役割は根から水分を吸い上げるのに役立ちます。蒸散することで、葉っぱの中の水分が減ります。要は根から吸い上げられた水は、水分が減っている葉っぱを目指して移動。蒸散の役割としては、植物の体温を下げる働きがあります。植物から熱を奪って水蒸気の状態で排出されるので、植物内の温度を下げる効果があります。水蒸気によって、太陽光や周りの空気から熱を奪い気温を下げる効果があります。森林伐採などによって森林面積が減ると、酸素の吸収量が減るだけでなく、気温上昇、地球温暖化につながっている。最近は都市部の道路に街路樹を設置したり、建物の屋上に樹木を設置したり増えてきました。これは、空気清浄の働きもありますが、蒸散による気温低下でヒートアイランド現象を抑える効果が期待されている。地球温暖化と樹木はつながっている。

樹木管理やお庭のお困りごと、何でもご相談ください。
 
お問い合わせ(受付:9:00~20:00)
03-6410-3364
施工エリア:大田区品川区世田谷区港区・その他東京近郷・神奈川県
© 2010 ikegamiueki inc.
大田区・池上植木

東京都大田区西蒲田1-8-11
TEL:03-6410-3364
(受付 9:00~20:00)

>会社概要

>理念

▼お庭造りからお手入れ

植栽

剪定

剪定

収獲

草刈り

鉢植え・花壇

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
 

外構工事

リフォーム